イタリア トスカーナ州、Pisaから電車で30分、Firenzeから1時間のところにあるLuccaという町の郊外に住むFrancoさんのお家に4泊させてもらいました。Francoさんと奥さんのEricaさんはともにイタリア北部のVerona出身で、約10年前にトスカーナに移り住み、4年前に現在の家を購入したそうです。

当初、家の裏山は荒れ放題で全く足を踏み入れられなかったため、自分達でユンボやチェーンソーを使って木を切り倒し、土地を整備し、階段を作り、子どもの遊ぶスペースやニワトリ小屋、小さな畑、水路など、必要なものを一つ一つ手作りして今の姿になったそうです。



私達の滞在中にも、Francoさんは作業小屋で黙々と新しい網戸を手作りしていて、本当に生き方がカッコいいお父さんです!


二人には三人の元気な男の子がいて、長男のEmiliano、次男のGiordano、三男のCamilloと、我が家のMizukiは一瞬で仲良くなりました。

夕方、みんなで近所を散歩していると、道端の木枝を拾ってチャンバラが始まったり、葉っぱを投げ合ったり、子ども達は自然豊かな環境でしか出来ない遊びをたくさん思いつきます。
子ども達四人は、まるで四兄弟かのように毎晩寝る直前まで遊んでいました!

EmilianoとGiordanoは小学生なので、朝8時頃に家を出て、スクールバスで学校に向かいます。私達の滞在中に、「先生がストライキしたから、今日は学校休みだってー!」なんてことがありました。全校生徒は6人のみで、それに対して先生も6人! 先生のストライキやスクールバスの運休で、月に何度かは休校になってしまうそうです。
「これはイタリアの経済状態が悪いからなんだ」とFrancoさんが教えてくれました。

二人は13時頃には帰宅して、家でランチを食べます。それからは遊びや宿題、習い事(スイミングと空手)の時間。毎日思いっきり遊んで、とても子どもらしい充実した時間を過ごしているように見えました。

週末、Franco一家と一緒に、ドライブで周辺の山に登ったことがありました。窓から見えるトスカーナの眺め…何人かの友人が「トスカーナの田舎はイタリアの中でも格別」と言っていた理由が分かるような気がしました。(でも日本の風景も負けてない!!)

雨上がりの山の空気はとても澄んでいて、新緑の中をハイキングすると、幸せな気持ちで心が満タンになります。子ども達は色々な種類のキノコや虫を見つけて楽しんでいました。

Luccaでの食事は、素朴だけどとっても美味しい!

イタリアは地方によって名物料理が全く異なるそうで、トスカーナではトリテリーニというラビオリ状のパスタやフォカッチャが有名だそうです。特にフォカッチャは、今までの人生で食べてきたフォカッチャの中で間違えなく一番美味しかった☆

ご飯、お味噌汁、主菜、副菜を並べて食べる日本のご飯も懐かしいけれど、この土地の日常であるパスタだけ、スープだけ、といった質素な食事もなかなか悪くないと思うのでした。(事実、ポルトガル、スペイン、イタリアでお邪魔したお宅は、みんな夜ご飯を簡単に済ませていた。お母さんが1時間も台所に立っているようなことはなかった…平日&たまたまだったのかも知れないけど)

今年中にはFrancoさんの家にはもう一人、家族が増えるそう! またいつか、子ども達が大きくなったら再び訪れたいと思います。